トンボ図鑑

長崎県内で撮影したトンボの画像です。

ここに出てくる順番は,おーたむぐっどが撮影・確認した順番です。
おーたむ本人の撮影記録的な要素もありますので,そこが普通の図鑑とは違うところです。ご了承下さい^^;
※もしも名前などに間違いがありましたらご指摘願います^^;

2012.8.12 コシボソヤンマ追加 現在80種
※この80種しか長崎にいないわけではありません。私がまともに撮影できたものの数です。実際に撮影がうまくいかなかったけれども確認している種も何種類かいます。はやく公開できるように頑張ります^^


長崎県のレッドデータ対象の状況は,長崎の希少な野生動植物(改訂版レッドリスト2011)で御確認ください。


表の見方
No サムネイル 名前 ♂♀ 体の色 はねの色 その他
番号 縮小写真 和名
※クリックで詳細
学名
分類される科
※亜目分類は省略
雄雌 赤系
黄・茶系
青系
緑系
●黒・黒黄系
○透明
◎ほぼ透明だが一部に色が付く
●はねのほぼ全体に色がある
補足や特徴など

No1 スナアカネ スナアカネ
Sympetrum fonscolombii
トンボ科 鮮やかな赤いトンボ。複眼の青が映えて美しい。
複眼の下半分が青く見える,足の後ろ側面が黄色い。
No2 ウスバキトンボ ウスバキトンボ
Pantala flavescens
トンボ科 背中(腹部の上面)に黒い筋。
腹部先端が長く飛び出している。
No3 モノサシトンボ モノサシトンボ
Copera annulata
モノサシトンボ科 黒い胴体(腹部)に青い節,足も同様。
No4 ネキトンボ ネキトンボ
Sympetrum speciosum speciosum
トンボ科 はねの付け根が黄色い。縁紋が黒。
No5 タイリクアキアカネ タイリクアキアカネ
Sympetrum depressiusculum
トンボ科 腹部の横に黒い線が見える。
胸部の黒条,頭の黒条の切れ込みが見分けのポイント。
No6 マユタテアカネ マユタテアカネ
Sympetrum eroticum eroticum
トンボ科 顔に眉を立てたような黒い斑紋がある。
はねに◎と○の二種類有り,また体の色も赤系あり。
No7 タベサナエ タベサナエ
Trigomphus citimus tabei
サナエトンボ科 オグマサナエに似るが,肩縫線の黒条内に黄条がない。上の黄色点のみ。
No8 アジアイトトンボ アジアイトトンボ
Ischnura asiatica
イトトンボ科 青と言っても胸部以外は黒っぽい感じ頭に青い斑点が2カ所ある。
色は緑と言っても黒っぽい感じ?
No9 ホソミイトトンボ ホソミイトトンボ
Aciagrion migratum
イトトンボ科 越冬型の。鮮やかな青。頭の斑点はつながっている。
色は♂より少し地味な青。
No10 シオカラトンボ シオカラトンボ
Orthetrum albistylum speciosum
トンボ科 腹部は白っぽい青。先端は黒。
麦わら色で,麦わらトンボと呼ばれる。
No11 シオヤトンボ シオヤトンボ
Orthetrum japonicum japonicum
トンボ科 腹部は白っぽい青。未熟なものはで♀のような感じ。
トラ模様。はねは◎の場合も。若干黄色が入る。
No12 クロイトトンボ クロイトトンボ
Cercion calamorum calamorum
イトトンボ科 胸部,腹部先端は青。若い個体は黒に黄色っぽい胸部。
No13 アオモンイトトンボ アオモンイトトンボ
Ischnura senegalensis
イトトンボ科 胸部,腹部先端は鮮やかな青。腹部は金色っぽい。

個体の成熟度等によって色も変化がある。♂型♀あり。
No14 ベッコウトンボ ベッコウトンボ
Libellula angelina
トンボ科 特徴的なはねの模様。
捕獲は禁じられています。
未熟個体のべっこう色は美しい。
No15 ホソミオツネントンボ ホソミオツネントンボ
Indolestes peregrinus
アオイトトンボ科 はねを閉じたとき縁紋が重なる。越冬後は鮮やかな青。
♂より地味な青色。茶色系と言っても良いかも・・・
No16 ショウジョウトンボ ショウジョウトンボ
Crocothemis servilia mariannae
トンボ科 ネキトンボと似るが縁紋が薄茶色。はねの付け根がオレンジ色。
薄い黄色。未熟な個体は光の当たり具合で金色に見える。
No17 ハラビロトンボ ハラビロトンボ
Lyriothemis pachygastra
トンボ科 青と言うより黒い感じもするが,顔のブルーメタリックの斑紋が美しい。未熟な個体は黄色。
黄色に黒の入ったトラ模様。腹部の幅が広い。
No18 ミヤマカワトンボ ミヤマカワトンボ
Calopteryx cornelia
カワトンボ科 茶色のはねに金属的な緑色の腹部。
茶色のはねに白い縁紋。腹部は茶褐色。
No19 ベニイトトンボ ベニイトトンボ
Ceriagrion nipponicum
イトトンボ科 体の色が朱赤色。
♂より褐色気味の赤。
No20 ニシカワトンボ アサヒナカワトンボ
Mnais strigata
カワトンボ科 体の色は緑から銀。はねの色にもバリエーション有り。
あざやかな緑。縁紋が正方形に近い。
No21 ムスジイトトンボ ムスジイトトンボ
Cercion sexlineatum
イトトンボ科 クロイトトンボに似るが,目の後ろの斑紋が小さい。
No22 コシアキトンボ コシアキトンボ
Pseudothemis zonata
トンボ科 腹部の付け根が白(黄色)くなって抜けて見える。
若い個体が小集団で飛ぶ姿は優雅である。
♂よりはねの先端の模様がはっきりしている。
No23 オオシオカラトンボ オオシオカラトンボ
Orthetrum triangulare melania
トンボ科 シオカラトンボに似るが,少しずんぐりしている。
はねの付け根に黒い模様がある。
黒と黄色があざやか。
No24 クロスジギンヤンマ クロスジギンヤンマ
Anax nigrofasciatus nigrofasciatus
ヤンマ科 胸部は緑黄色だがギンヤンマと違い黒い筋が入る。
また,腹部も黒に青い斑紋が入る。
胸部は緑黄色に黒い筋。腹部は黒と黄色。
No25 ギンヤンマ ギンヤンマ
Anax parthenope julius
ヤンマ科 胸部が緑で目立つので,緑の表示にした。
腹部は茶褐色。
はねが褐色になる。
No26 アオイトトンボ アオイトトンボ
Lestes sponsa
アオイトトンボ科 未熟な個体は緑の金属光沢であるが,次第に青く輝き,粉を吹く
はねを開いてとまるのが特徴。
No27 コフキトンボ コフキトンボ
Deielia phaon
トンボ科 シオカラトンボを小さくした感じ。粉を吹く
若い個体は黄色が残る。
No28 ヤブヤンマ ヤブヤンマ
Polycanthagyna melanictera
ヤンマ科 大型のヤンマ。黒に黄色のストライプで,目が青い。
成熟すると黄色の縞は青くなる。
黒に黄色のストライプ。腹部先端手前の黄色が目立つ。はねが褐色になる。
No29 アオヤンマ アオヤンマ
Aeschnophlebia longistigma
ヤンマ科 小型のヤンマ。緑黄色の斑紋が美しく目が青い。
画像は対馬産のもので,本土産より小型。
(zonoさん提供)
No30 サラサヤンマ サラサヤンマ
Oligoaeschna pryeri
ヤンマ科 小型のヤンマ。黒に緑黄色の斑紋を持つ。斑紋は三角形。
♂より胸部,腹部の付け根の黄色が目立つ。
No31 ダビドサナエ ダビドサナエ
Davidius nanus
サナエトンボ科 小型のサナエトンボ。クロサナエに似る。
対馬産のものは,本土産より小型で黒みが強い。
No32 タイワンシオヤトンボ タイワンシオヤトンボ
Orthetrum internum
トンボ科 シオヤトンボの仲間で対馬にのみ見られる。
胸部の黒条が1本で大きい。(zonoさん提供)
No33 マルタンヤンマ マルタンヤンマ
Anaciaeschna martini
ヤンマ科 成熟すると黒に青の斑紋で美しい。
成熟した♀ははねが褐色になる。はねの付け根はかなり濃い。
No34 リスアカネ リスアカネ
Sympetrum risi risi
トンボ科 胸部は黄色のままで腹部は赤くなる。未熟個体は腹部も黄色。はねの先端が黒褐色。
はねの先端が黒褐色。
No35 オオヤマトンボ オオヤマトンボ
Epophthalmia elegans elegans
ヤマトンボ科 黒に黄色の斑紋が目立つ。池などの上をよくパトロールしている。
成熟した♀は,はねが褐色になる。
No36 オニヤンマ オニヤンマ
Anotogaster sieboldii
オニヤンマ科 日本最大のトンボ。黒に黄色のストライプ。
♀は生殖弁が長いので見分けがつく。
No37 ナツアカネ ナツアカネ
Sympetrum darwinianum
トンボ科 未熟な個体はオレンジ。成熟すると全身真っ赤に。
成熟しても赤くはならない。
No38 ハグロトンボ ハグロトンボ
Calopteryx atrata
カワトンボ科 薄暗い場所で見かける。
はねも体も黒く真っ黒なトンボに見える。
アオハダトンボより黒っぽい。
No39 ウチワヤンマ ウチワヤンマ
Sinictinogomphus clavatus
サナエトンボ科 池の周辺の枝先で縄張りをはっている。
腹部先端のひろがりがウチワのよう。
No40 チョウトンボ チョウトンボ
Rhyothemis fuliginosa
トンボ科 特徴的なはねで,チョウのようにヒラヒラ飛ぶ。
No41 タイワンウチワヤンマ タイワンウチワヤンマ
Ictinogomphus pertinax
サナエトンボ科 ウチワヤンマよりウチワが小さい。
足が黄色くなく,黒で,区別できる。
No42 ハネビロトンボ ハネビロトンボ
Tramea virginia
トンボ科 後ろはねが大きく基部が赤色。
腹部は赤く,先端がはっきりした黒。
No43 タカネトンボ タカネトンボ
Somatochlora uchidai
エゾトンボ科 胸部は金属光沢の緑色。
胸部の毛も目立つ。
腹部の黄色が♂より目立つ。
No44 カトリヤンマ カトリヤンマ
Gynacantha japonica
ヤンマ科 胸部は緑色。腹部の付け根が細くくびれている。
♂より少し緑色の部分が多い。はねが褐色になる。
No45 コノシメトンボ コノシメトンボ
Sympetrum baccha matutinum
トンボ科 はねの先端が黒くなる仲間で,唯一体全体が赤くなる。
よく似たものが多いが,胸の黒条で区別。
No46 オオアオイトトンボ オオアオイトトンボ
Lestes temporalis
アオイトトンボ科 アオイトトンボに似るが,腹部先端第10節だけが白くなる。
アオイトトンボのように粉をふかない。
No47 ノシメトンボ ノシメトンボ
Sympetrum infuscatum
トンボ科 はねの先端が黒くなるアカネの仲間で最大。
赤くはならず茶褐色になる。
区別は胸部の黒条がたより?顔にも小さな眉斑紋あり。
No48 タイリクアカネ タイリクアカネ
Sympetrum striolatum imitoides
トンボ科 はねは黄色っぽくなる。
タイリクアキアカネよりも大きい。
区別は胸部の黒条が分かりやすい?
No49 ヤマサナエ ヤマサナエ
Asiagomphus melaenops
サナエトンボ科 大きめのサナエトンボ。
腹部の形や色で♂♀は区別しやすい。
No50 ヨツボシトンボ ヨツボシトンボ
Libellula quadrimaculata asahinai
トンボ科 はねのふしに黒班がある。
体毛が多い。
区別は・・・見た感じ?
No51 オジロサナエ オジロサナエ
Stylogomphus suzukii
サナエトンボ科 胸部側面の黒条Y文字型。
腹部の黄班の模様も特徴的?
No52 コオニヤンマ コオニヤンマ
Sieboldius albardae
サナエトンボ科 胸部の大きさに対して小さい頭部。
No53 マイコアカネ マイコアカネ
Sympetrum kunckeli
トンボ科 顔が青くて舞妓さんのよう・・・名前の由来です。
胸部の前の黒班がはっきりしています。
No54 キイトトンボ キイトトンボ
Ceriagrion melanurum
イトトンボ科 胸部は黄緑色。
腹部は鮮やかな黄色で,先端に黒班。
体色は黄色の型,黄緑の型がある。
No55 コフキヒメイトトンボ コフキヒメイトトンボ
Agriocnemis femina oryzae
イトトンボ科 成熟すると胸部は粉を吹く。
未熟な♂の腹部先端は鮮やかなオレンジ。
体色は未熟な時期は赤。次第に緑色に。
No56 ヒメアカネ ヒメアカネ
Sympetrum parvulum
トンボ科 マユタテアカネより一回り小さい。赤い小さなトンボ。顔は成熟すると白くなる。
胸部の前の黒条の内側の黄色い部分が,はっきりしたハの字。
No57 アキアカネ アキアカネ
Sympetrum frequens
トンボ科 腹部は赤,胸部は褐色で,黒条が鋭く上の方にのびる。
夏場は標高の高い場所で避暑している。
No58 ヒメクロサナエ ヒメクロサナエ
Lanthus fujiacus
サナエトンボ科 腹部は黒に黄色の斑紋,黒条が太く一本上の方にのびる。
※写真の個体は羽化直後
No59 ムカシトンボ ムカシトンボ
Epiophlebia superstes
ムカシトンボ科 胸部は毛深い。複眼は薄いブルー。腹部は黒に黄色の斑紋。
No60 クロサナエ クロサナエ
Davidius fujiama
サナエトンボ科 胸部の黒条が2本。ダビドサナエに似る。
No61 オグマサナエ オグマサナエ
Trigomphus ogumai
サナエトンボ科 胸部の黒条が1本。タベサナエに似る。
No62 トラフトンボ トラフトンボ
Epitheca marginata
エゾトンボ科 黒褐色の体に黄色の斑紋。目は深いグリーン。
産卵に特徴あり。赤い卵塊をつくって産卵する。
No63 ハッチョウトンボ ハッチョウトンボ
Nannophya pygmaea
トンボ科 赤く大変小さなトンボ。体長2cm弱。
♀の腹部の模様は美しい。
No64 コヤマトンボ コヤマトンボ
Macromia amphigena amphigena
ヤマトンボ科 よく,川の流れの上をパトロールしている。オオヤマトンボに似る。
No65 グンバイトンボ グンバイトンボ
Platycnemis foliacea sasakii
モノサシトンボ科 足のグンバイが特徴
No66 オオギンヤンマ オオギンヤンマ
Anax guttatus
ヤンマ科 飛来種。
ギンヤンマより大きい。はねの中に褐色の部分がある。
No67 セスジイトトンボ セスジイトトンボ
Cercion hieroglyphicum
イトトンボ科 ブルーの綺麗なイトトンボ。
ムスジイトトンボに似る。
No68 ミルンヤンマ ミルンヤンマ
Planaeschna milnei
ヤンマ科 オニヤンマのような模様だが小型
はねの前の部分の縁が黒くなるものがある
No69 ミルンヤンマ オオイトトンボ
Cercion sieboldii
イトトンボ科 セスジイトトンボによく似たイトトンボ。
No70 ミヤマアカネ ミヤマアカネ
Sympetrum pedemontanum elatum
トンボ科 はねにバンドがあり特徴的。
No71 キトンボ キトンボ
Sympetrum croceolum
トンボ科 はねも体も黄色いトンボ。
よく目立つ産卵弁が特徴。
No72 オナガアカネ オナガアカネ
Sympetrum cordulegaster
トンボ科 顔が白い赤トンボ。体つきががっしりしている。
腹部が寸胴で,長い産卵弁を持つ。
No73 フタスジサナエ フタスジサナエ
Trigomphus interruptus (Selys)
サナエトンボ科 胸部黒条は2本。上部につながる。
No74 ヒメサナエ ヒメサナエ
Sinogomphus flavolimbatus
サナエトンボ科 胸部黒条は1本。オジロサナエに似ている。
♀はオジロサナエとの区別はしやすい。
No75 オナガサナエ オナガサナエ
Onychogomphus viridicostus
サナエトンボ科 腹部先端のふくらみや尾部付属器の形など特徴的。
No76 ネアカヨシヤンマ ネアカヨシヤンマ
Aeschnophlebia anisoptera
ヤンマ科 黒に黄色のストライプ複眼のブルーはヤブヤンマやマルタンヤンマ同様美しい。
No77 ハネビロエゾトンボ ハネビロエゾトンボ
Somatochlora clavata Oguma
エゾトンボ科 緑色の光沢が美しいトンボ。エゾトンボやタカネトンボに似る。
No78 ベニトンボ ベニトンボ
Trithemis aurora
トンボ科 ショウジョウトンボに似るが,赤い色がピンクに近く少し華奢なので見分けられる。
長崎で発生しているかどうかは未確定(2010/08/12現在・追記2011年ほぼ確定)
No79 アメイロトンボ アメイロトンボ
Tholymis tillarga
トンボ科 翅に褐色班と白斑がある赤いトンボ。飛翔速度が速い。
迷入飛来種
No80 コシボソヤンマ コシボソヤンマ
Boyeria maclachlani
ヤンマ科 後翅先端に褐色班がある。腹部付けねのくびれが極端。
ミルンヤンマより少しガッシリしている

=!=ここに出てくる言葉について=!=

名前のところは和名と学名が書いてあります。一般の皆さんになじみ深い呼び名で分かりやすいのは和名でしょう。世界共通で使えるのが学名です。

亜目分類は省略と書いている,亜目ですが,トンボと言っても,体形から,均翅亜目(きんしあもく)不均翅亜目の2つに分けられます。

国内での分類
均翅亜目:イトトンボ科,モノサシトンボ科,アオイトトンボ科,ヤマイトトンボ科,ハナダカトンボ科,ミナミカワトンボ科,カワトンボ科の7種類
不均翅亜目:ムカシトンボ科,ムカシヤンマ科,ヤンマ科,オニヤンマ科,ミナミヤンマ科,サナエトンボ科,ミナミヤマトンボ科,ヤマトンボ科,エゾトンボ科,トンボ科の10種類

です。尾園暁・川島逸郎・二橋亮著:日本のトンボによる。

体の色と書いていますが,体は厳密には大きく頭部,胸部,腹部に分けられます。(小学校の理科で勉強しますが^^;)
ここでは,主に腹部(よくトンボのしっぽと言う部分でしょうか)の色を主に見ています。腹部は赤で,胸部は黄色とか色々いますので,ぱっと見で分かるようにおおざっぱに体の色としました。

はねの色についてですが,はねも厳密には翅(はね)(前翅:ぜんし,後翅:こうし)と呼ばれます。ちなみに,トンボの仲間は,翅の途中に結節と呼ばれる部分があり,ほとんどの翅の先端には縁紋と呼ばれる部分を持っています。※ミヤマカワトンボのは偽縁紋です。
で,色ですが,これもおおざっぱに見た感じで,だいたい透明とか,全体に何かの色がのっているか,はねの付け根や先端などに模様のように色が付いた部分があるかで分けてみました。

他にもトンボを研究する上ではいろいろな言葉が出てきます。私もまだまだ勉強です^^;


トンボについて調べてみたいときの参考にどうぞ。

私が現在使っている参考資料です。

水辺の昆虫(ヤマケイポケットガイド18) 今森光彦著 山と渓谷社
トンボのすべて(改訂版) 井上清・谷幸三共著 トンボ出版
トンボの不思議 新井裕著 どうぶつ社
DRAGONFLY WATCHING GIDEBOOK(トンボウォッチングガイド) むさしの里山研究会
RED DATA BOOK 2001長崎の希少な野生動植物 普及版 長崎県自然保護協会
中池見湿地のトンボ-観察ガイドブック- 中池見湿地トラスト 編集責任:和田茂
埼玉トンボ紀行 故郷・埼玉のトンボ PDF 松崎雄一著
長崎県のトンボ相 1989年 江島正郎・池崎善博氏 長崎県の生物に収録
長崎市のレッドデータブック 長崎市
日本産トンボ幼虫・成虫検索図説 石田昇三・石田勝義・小島圭三・杉村光俊著 東海大学出版 
原色日本トンボ幼虫・成虫大図鑑 杉村光俊・石田昇三・小島圭三・石田勝義・青木典司著 北海道大学図書刊行会
トンボ博物学(行動と生物の多様性)  Philip S Corbet 海游舎
大分県のトンボ 九州トンボ談話会
トンボの調べ方 日本環境動物昆虫学会編 文教出版
沖縄のトンボ図鑑(写真:尾園暁) いかだ社 >後発シリーズ有り
昆虫の図鑑 採集と標本の作り方 南方新社(増補改訂版あり)
RED DATA BOOK 2001長崎の希少な野生動植物 普及版 長崎県(調査協力,写真提供)
日本のトンボ 文一総合出版(各種情報提供,調査協力)

=!=その他

●撮影についての参考資
昆虫写真マニュアル 海野和男著 東海大学出版
Dragonflies of Four Seasons -里山のとんぼ- むさしの里山研究会
週間 日本の天然記念物(http://www.tennenkinenbutsu.net/) No16 シマアカネ
トンボ−Dragonflies− 清水典之 自費出版
デジタルカメラによる海野和男の昆虫撮影テクニック 海野和男著 誠文堂新光社

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