トンボの生態 


トンボの生態について少し勉強しましよう
といっても,トンボの様子から紹介する程度ですが^^;


羽化

オニヤンマ♂羽化 オニヤンマ♂羽化

トンボは成虫になると空を飛ぶことができます。

その前は,トンボのヤゴです。水の中に違う姿でいます。

羽化をしてきれいなはねを広げて生活の場を空に。

考えてみるとすごいことですよ・・・

時々羽化に失敗した個体を見ますが,とても残念です。

このオニヤンマ♂はこの後立派に活躍したようです。

2004年 夏 諫早市
腹部の水分を出しているところ。
クロサナエ羽化

上陸幼虫を見つけた。
しばらくすると羽化が始まった。
殻から抜け出しはねを伸ばすまで
じっくり観察できた。
しかし,いつみても羽化は不思議だ。

今回は28mmで環境を入れて

2005年初夏 大村市
背中が割れてから体を出したところ。

捕食

オニヤンマ♂羽化 タイワンウチワヤンマ♂捕食

トンボももちろん何かを食べて生きています。

実は肉食で,結構獰猛です。

噛みつく力も強いです。

指など噛まれると血が出ますよ^^;

暑い中でも,しっかり食べているので,夏ばてしないのでしょう?

2004年 夏 諫早市
カメムシの仲間をバリバリ食べています^^;

縄張り争い

なわばり争い トンボがなわばり争いをしているところです。

トンボはなわばりを持っていて,自分のなわばりに入ってきた他のトンボを追い出す行動をとるものが多いようです。

何度もすごいファイトを繰り返していました。

2002年秋 壱岐郡芦辺町
左はコノシメトンボの♂,右はネキトンボの♂です。

交尾

ホソミオツネントンボの交尾

交尾中はあまり動かず,じっと葉っぱにつかまっていました。

つながった形がハート形というのがいいですね。

2003年春 西彼杵郡外海町
上が♂,下が♀
タベサナエの交尾

一般によく見る連結の状態から,はずれてしまって妙なつながり方に・・・
捕まえることも簡単なくらい,動きが鈍かったです。

♀はしっかり何かにつかまろうとするが,♂ははねをばたつかせ,落ち着かない感じでした。

2003年春 壱岐郡芦辺町
なわばり争い
上が♀下が♂
マユタテアカネの交尾

赤と黄色のコンビで鮮やかです。交尾時間も結構長く,この状態で場所を変えることもありました。

♀ははねの先端が黒いタイプです。

2003年秋  壱岐郡芦辺町
右の赤い方が♂,左の黄色いのが♀
ニシカワトンボの交尾

空中で交尾態になり,近くのとまりやすい場所を探して着地

かなり近くによっても逃げない。

これも28mm広角でかなり近づいてのカットである。

少しアングルを変えようと動いたら逃げていった。残念^^;

2005年初夏 大村市
茶ばね型の♂(上)と♀(下)

産卵

産卵の様子 ギンヤンマの産卵の様子です。

灌漑用の池の草などに生み付けているようです。
二匹つながって飛んで移動します。

♀のはねの色がきれいですね。

2002年秋 壱岐郡芦辺町
上が♂,下が♀です。
ホソミイトトンボの連結産卵の様子

ホソミイトトンボは,越冬型のトンボで,成虫の姿で冬を越します。
いったいどこにいるんだろう?

連結飛行士ながら,生むのに最適な場所を探して産卵します。
見つけてから1時間近くはこのあたりで産卵を続けていました。
この日は他にあと3組ほどのカップルがいましたが,産卵中は結構近づけます。
ウェーダー必須の撮影条件ではありますが・・・・

次の日,この池は干上がってしまっていました。どうなるのだろう・・・・

2003年春 壱岐郡芦辺町
上が♂,下が♀です。
クロスジギンヤンマの産卵

ギンヤンマと違い,単独産卵を行います。
(ギンヤンマが単独産卵する場合もあるそうです。)

実はこの後もしばらく産卵していたのですが,
どこからかやって来た♂にいきなり連結され,
林の方へ消えて行きました。
産卵中にもまた交尾をするのでしょうか。
トンボの世界は複雑です???

2003年 初夏 壱岐郡芦辺町
小さな池の際で,産卵中は結構近づけました。
コフキトンボの産卵

水面に腹部先端を打ち付けるようにして産卵(打水産卵)します。

単独での産卵です。

交尾した後に,離れて♀だけで産卵。

シオカラトンボみたいに♂の護衛もない。

コフキトンボは健気だ・・・・

2003年 夏 壱岐郡芦辺町
水面に腹部先端が接地するたびに波紋が広がります。
シオカラトンボの産卵

コフキトンボと同様に打水産卵を行います。

コフキトンボのところで述べたとおり,♂がしっかり護衛します。

交尾をしてつながった状態でしばらく飛んだり休んだり。

その後,離れると産卵をはじめました。

左が♂で,右が♀。

この時の♂のホバリングは撮りやすいです^^

2003年 夏 北高来郡森山町
左が♂,右が♀
オニヤンマの産卵

オニヤンマは産卵管を流れの水底に突き刺して産卵します。

産卵中は,「しっぽで立って,はねてる!」という感じです。

もっとその感じが出る写真を撮れるとよいのですが^^;

2004年 夏 西彼杵郡多良見町
水面に先端を突き刺す感じです。
マユタテアカネの産卵(連結産卵)の様子です。

こんな感じの水深の浅い場所に産卵します。

やっと,このあたりに産卵に来るはず・・・と言う環境が分かってきました。

この画像は,28mmの広角レンズを使って,置きピン(25cm)のノーファインダーで撮影しています。

虫の目の感覚で考えると,すごい場所をつながってくぐり抜け,良い場所を選んで産卵しているんでしょう。

トンボの産卵も多様です。

今後,いろいろ撮れるといいなぁと思っています。

2004年 秋 西彼外海町
もちろん前の赤い方が♂後ろのが♀

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